好きな事がもたらしてくれる力はとてつもないです。【すしらーめん《りく》氏 インタビュー 】

メインストリームから外れ、自らの道を突き進む人の真相に迫るインタビュー記事を連載 する 『最”尖”端』。その2人目は現役慶應生YouTuberすしらーめん《りく》さんです。中学生の時か らYouTubeを始め、現在登録者数350万を上回る大人気YouTuber。動画では目をキラキラさせて楽しんでいる姿ばかりが見られますが、今回はその裏側にある苦悩や努力などを含めたすしらーめん 《りく》さんの真相に迫ります。

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[聞き手:吉川 話し手:すしらーめん《りく》(敬称略)]

 

昔から何かを”作る”ことが大好きだった。


 

吉川:

今回は、すしらーめん《りく》さんが取り組んでいる活動に関してはもちろん、人生や苦悩、努力などもお伺いしたいと思っています。

まずは、幼少期から振り返らせていただきたいと思うのですが、記憶に残っていることを教えてください。

 

すしらーめん《りく》:

幼少期はひたすらに工作をして遊んでいました。自分にとっての「遊び」は、昔からなぜか工作で、児童館の図工室でひたすらに板の子を使って作りたいものを作って遊んでいました。

 

吉川:

昔から何かを”つくる”ことが好きだったんですね。

 

すしらーめん《りく》:

そうなんです。小さい頃から水泳やピアノなど色々と習い事をしていたんですけど、どれも楽し かったんだけど続かなかったんです。ピアノをしていても、その本体の中身がどうなってるん だろうって方に気が取られたりしちゃって。(笑)

 

吉川:

中身に興味が湧いちゃったんですね。(笑) 

 

すしらーめん《りく》:

そうなんです(笑)。あとは街の探検が好きで、小学生の頃はいかにスーパーまで近道していけ るかを探していたりしました。とにかくやんちゃばかりしていましたね。色んなことをして来た中で唯一続いたのが動画制作でした。

 

吉川:

幼少期の工作作りとか街の探検で培われたチャレンジ精神が、今のある意味破天荒な動画につながっているのでしょうか?

 

すしらーめん《りく》:

そうかもしれません。(笑)昔からとにかく思いついた面白そうなことをたくさんやっていたので、現在動画でやってる遊びも、昔してた遊びの延長線上みたいなものかもしれません。

 

 

なんでYoutubeにいるかって言えば、「見てくれる人」がそこにいるから。


 

吉川:

では、Youtubeに関して伺ってまいりますが、どうしてYouTubeをやろうと思ったんですか? きっかけとかもあったら教えてください。

 

すしらーめん《りく》:

そもそもYouTubeのこともそんなに知らなかったんです。ただ、中学1年生くらいの頃から幼馴 染と実験したりして遊ぶのが流行ってて、その延長線上で、スイカに輪ゴムを巻きつけて遊んでる 時に、友達が覗き込んだらその瞬間にスイカが爆発するっていう動画が撮れたんです。その動画を お爺ちゃんに見せたら、いつもはすごい怒ってくるおじいちゃんが大笑いして、それをせっかくだ からYouTubeに載せようよってなったのがきっかけです。

 

吉川:

偶然の出来事が今につながっているのですね。すしらーめんという名前もそのときに?

 

すしらーめん《りく》:

「すしらーめん」っていう名前は、その時に友達に好きな食べ物何?とラフに聞かれて言ったのがその二つで。それで今の名前が決まったんです。

 

吉川:

そんなに一瞬で決まった名前だったんですね。(笑)すしらーめんりくさんにとってYouTuber は職業として考えています?

 

すしらーめん《りく》:

職業と思ったことはないです。お金もらうためにやろうと思ったこともなくて。実際高校生の頃 はお年玉や貯めたお小遣いを払ってでもやっていましたし、もちろん今も同じようにお金を払ってでもやり続けたいですし、予算があったらやりたい事がいっぱいです(笑)

 

吉川:

なるほど。ちょっとした疑問なのですが、動画制作が好きということであれば、発信のプラットフォームはYouTube以外でも選択肢は多くあると思うのですが、なぜあえてYouTube上で活動 しているんですか?

 

すしらーめん《りく》:

なんでそこにいるかっていえば、見てくれる人がそこにいるからです。

 

吉川:

というと?

 

すしらーめん《りく》:

例えば、どこでお絵描きするかの違いなだけです。草原で絵を描こうが、浜辺で絵を描こうが、見てくれる人がそこにいてくれるなら、そこでやりたいし、その人たちのために最大限面白いモノを作りたいです。

 

吉川:

ご自身の居場所がYouTubeであると。

 

すしらーめん《りく》:

そうです。あとは、仲間がそこにいるからってのもあります。YouTube自体が好きってのもあっ て。ここまで来させて頂けたのもYouTubeだし、ここまで人間として成長させてくれたのもYoutube。恩返 ししたい気持ちが強いのかもしれません。

 

動画制作は、「アート」としてやっている。


 

吉川:

普段Youtubeで動画制作をするときは、どういう心持ちでやっているのですか?

 

すしらーめん《りく》:

活動としてやってるのではなくて、アートとしてやってるっていう感覚が強いですね。仕事と思ってたらここまで絶対出来なかった。「動画をやるな」って言われたらどうしようもない気持ちになります。

 

吉川:

動画制作をアートとしてやっている中でもっともわくわくする瞬間はいつですか、

 

すしらーめん《りく》:

1番アドレナリンがでてるのは、実験の寸前です。スイカ爆発させる寸前とか。一歩手前の今までの準備が一気に花開く瞬間だから、そこが楽しいです。動画が完成した瞬間ももちろん楽しいん ですけどね。(笑)

 

吉川:

なるほど。(笑)とにかく動画制作が大好きということですが、ご自身がYouTuberであると自覚したのはいつ頃からですか?

 

すしらーめん《りく》:

高一からですね。つまり1人になった時から、自分が出るようになった時からです。それまでは 友達と遊ぶために動画を撮っていたんですけど、1人になってからはどう、撮るかをこれまで以上 に考え始めるようになりました。いつのまにか一人遊びが上手になっていて、今では1人でよくこ んな楽しめるなって感じで。自分でもびっくりです。(笑)

 

吉川:

ちなみに動画編集作業中はなにを考えているのですか?

 

すしらーめん《りく》:

意識して考えてる事は…特に無いですかね。。もちろんどうしたらより面白い動画になるかなってところを考えているのですが。強いて言うならどうしようとか逆に何も考えないようにしています。今は、既に道の知ってる登った事のある山じゃなくて、新しい山を見つけて登りたいです。

編集は、最初は自分で動画を見ていても面白いんです。けど同じシーンを50、80と見ていくうちに感覚が薄れて面白いのか分からなくなっていくんですよね。みんなが面白いと思うだろうってポイントは今までの感覚なのか何となく頭ではイメージできるんですけど、15時間を超えた辺りから段々と画面に向かうのが辛くなっていくんです。でも、その動画を3日後とかに見るととんでもなく面白く感じたり。

こうやって自分の作った作品を面白いと感じれた時はとても嬉しいです。感覚の慣れっ てとても不思議です。

 

 

1人で何か物事をやる時って誰でも孤独になるもの


 

吉川:

・動画では目をキラキラさせて楽しんでいる姿しか見ていませんが、やめようと思ったことありますか?

 

すしらーめん《りく》:

ないです。今はできないけど、昔は何も迷いもなくやってて、なんかロケットみたいにうわーっ て。ひたすらに大好きな動画制作に打ち込めていました。でも、最近になって、「何故やってんだろう」とか、少しふと悩む機会が増えました。

 

吉川:

なぜそのように悩むようになったんですか?

 

すしらーめん《りく》:

環境が変わりすぎたんだと思ってます。高校の頃は、小学校から修行して来た「学校」っていうものがある中でYouTubeがあったのに比べて、大学では大きな社会に常にいる感じがして、安心してみんなで必ず集まれる場がなくなってしまった感じがしている気がします。心に大きい穴ができてしまった感じです。

 

吉川:

環境の変化で悩むことが増えたと。

 

すしらーめん《りく》:

はい。しかし、1人で何か物事をやる時って誰でも孤独になるものだと思っています。高校生の頃は、その孤独感を学校に行くことで埋められていただけの話です。大学では忙しくてあまり遊 ぶ時間がなかったんですけど、最近は三ヶ月に一回は5日間とかの休暇をとって遊んだりして精神をコントロールしています。

 

吉川:

何か取り組む時に孤独はつきものであると。辛いことが多い中でここまで取り組んでいる原動力ってなんでしょうか?

 

すしらーめん《りく》:

一生懸命な時って辛さを感じない。それが高校生でした。大学に入って、辛さに気づいて躓いたこともありました。でも、最近になって自分の出会ったモノの中で一番楽しいってことを感じ、 それのありがたさを自覚しました。だからやめたいって思わないし、休みたいとも思わないです。 以前は、辛くなればなるほど、次の先次の先って考えてしまっていたから、最近はちょっと復習 の時間を設けようと思っています。終わって、やんなきゃよかったって思った事が一回もないです! だからやめようと思ったことがないです。やり終わったら絶対に楽しかったって思える信頼関係みたいなのが自分の中の自分とある感じです。

 

吉川:

復習の時間というのは?

 

すしらーめん《りく》:

これまでは、とにかく次の動画次の動画って感じで動画を製作していたので、毎回の動画につい て深く振り返りすることがなかったんです。けどそれじゃもったいないなって感じ始めていて、動 画を作成した時の気持ちだったり、その時に考えたことだったりを、きちんとノートに書いて残 すようにしました。そのほうが一つの動画から学ぶことも多くなって、より面白くていい作品が 次に生まれるんじゃないかなって。

 

野望は、家というスタジオを作ること


 

吉川:

動画制作を通して様々なことを経験している中で、今後の野望ってありますか?

 

すしらーめん《りく》:

今は、YouTubeの画面展開をもっとリアルにしたいっていう野望があります。家というスタジオを作りたくて。”がちゃん”となったらソファから一気にスライダーで体育館につくみたいな。からくり屋敷というか、スパイの家みたいなのを作りたいです。でもそれを実現するにはまだまだ資 金が足りないし、設計図とかも少しずつ作り始めてるって感じです。

 

吉川:

最後に、動画がなかったらなにをしていると思いますか?

 

すしらーめん《りく》:

遊んでるんじゃないかな(笑)アートや考える事が好きだったから、昔から夢は冒険家か、発明家になることだったんです。

 

吉川:

ありがとうございます。ちなみに弊団体は思いと行動力溢れる学生がもつアイディアを事業レベ ルまで引き上げるサポートしています。最後に、最尖端に活動しようとしているがなかなか踏み出 せない人に向けて一言お願いします。

 

すしらーめん《りく》:

自分が一ミリもやろうと思ってなかった事を、友達が背中を押してくれたことで 一歩踏み出して始めることができました。今となっては、動画は自分の中心で生きる事を支えるものにすらなっています。何故動画に出ることをあの時あんなに考えもしていなかったのだろうと不思議に考える事もあります。好きなことが あるのに踏み出せないと言っている友達が周りにいるなら、やっちゃてよ!って背中を押す事が出来たら良いななと私は思います!

好きな事がもたらしてくれる力はとてつもないです。それを見つける事ができたならそれはもうその山を登ってみるしか無いでしょう!自分は、あの時背中を押してくれた友達にはとてつもなく感謝しています。

 

 

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